最近、大変お求めやすい価格で高性能なPEラインが各社から発売されておりまして
自分も気になっていくつか使ってみました。 (どれも甲乙つけがたい)
そんな中で使用感のインプレは多くのブロガー様や、ナチュラムのインプレがあるので
当ブログでは以前に行って好評でありました、
「お手軽な試験」を再び試みます。
同じスプールに巻いたときの直径(太さ)比較& ブッチギリ試験など久しぶりに実験室らしい事をしてみました。
エントリーはこの4つ
早速テストに入りましょう
第一精工 高速リサイクラー2.0を使って、テンション調整ネジをテープで固定し一定の負荷をかけ
各150m巻の新品ラインを シマノの2500番リールに巻いていき リールスプール径を測定します。
(厳密に言えばの大きなボビンのラインはテンションがやや落ちますが、何卒ご容赦ください)
まずはマイチェンした
「ラパラ ラピノヴァ・エックス マルチゲーム 150m」から
こんな感じになるべく平に巻きまして、ストローク中心部で上下左右と2回測り、再度巻きなおしてもう2回
同じように合計4回測ります、 (ARCスプールは分かりにくいのでノーマルスプールを使用)
(目盛り写真は斜めに撮っている為、見た目と計測値で若干の差異があります)
ラビノヴァ0.8号 150mは 一回目37.1mm 二回目37.1mm 三回目37.1mm 四回目37.1mm
平均値は 37.1mmです (小数点第二位 四捨五入)
続きまして
「メジャークラフト 弾丸ブレイド X4 150m」
色は5カラーを選択しました、理由は同じ色が3つあると分かりにくいため
弾丸ブレイドX4 0.8号 一回目37.0mm 二回目36.9mm 三回目 37.0mm 四回目37.0mm
平均値は 37.0mm
続きまして
クレハ シーガーPE X8 150m
非常に細かいスペックが表示してあり良心的です 最大強力18LBで今回のテストラインでは
(表示上)最も強いラインとなっております。
8本撚りは手触りがツルツルしています、0.8号だと細い為、恩恵は少ないですが
繊細な釣りをされるアングラーにはアリでしょう(^^♪
糸巻き形状が少し前後によっても中心で測っているので影響は最小限です。
シーガーPE X8 一回目37.1mm 二回目37.0mm 三回目37.1mm 四回目37.0mm
平均値 37.1mm
最後に「
よつあみ リアルスポーツ G-soul X8 アップグレード」
よつあみ社は他社のラインと号数で比べると細いと思われます。
実際触っても細い感じ、ただ手触りと実際の計測値は結構ズレている事があります
X8 アップグレード 一回目37.1mm 二回目37.2mm 3回目37.1mm 4回目37.2mm
平均値 37.2mm
結果
4本とも +-0.2mm以内と ほぼ同じ数値になりました
(すべてナチュラム等の通販大手で購入、 読者の皆様からのポイントを多く充当しております
当分0.8号のシーバス用には困らない感じ(^^;)
意外だったのは弾丸とアップグレードの比較
触った感じはアップグレードの方が細く感じるのですが、巻いてみると弾丸の方が若干細く巻ける、
糸の潰れ具合や微小空間の問題かも知れませんが意外でありました。
(ラインテンションは釣具屋で普通に巻く程度)
それでもアップグレードの使い勝手は倍の価格分はアリ と感じます
ラピノヴァのマイナーチェンジはおそらく結構前から行われていたと思います。
普通のラインだと思っていたのに、ある時から「このラインすごくイイんじゃない!?」と感じる事が
多くなったので、その辺でマイチェンしたのかなと。
クレハのPE X8は 8本撚りにして価格が超低価格なので、今のところ買いですね。
(自分が300mを買う時まで、価格が変わらない事を祈っています(^^; )
ページが重くなり過ぎたのでブッチギリ試験は次回
テスト2へ続く