オシアジガーNR  分解OH

2013年02月05日 21:47

今回のメンテナンス機は オシアジガーNR2000



これくらいが普通くらいのコンディションなのかな~


早速 分解して見る


何故かナットが11mm  輸出も考えてあるから?  国産リールで11mmは無いな~




それなりに塩ガミしてるけど、金属的な腐食は少ない感じ。




簡単に開くフタ、中をみるとガラ~ンとしてて、単純明快な造り。
このリールが何万円もする理由が分かりませんわ 
(蓋側のワンウェイに少し錆びが....  左のカバー側は特に問題なし)




ドラグは割と綺麗。




黒いプラ部品は糸止め (開けたら、そこにあったので一瞬なんの部品かと考えちゃった)

ギヤやクラッチのパーツも傷んだ感じは無し。




ドラグディスクは たくさん付いてます、裏にも一枚あるから4枚もあります。




各ベアリングは給油だけでイケそう。 金具類も古いグリスも落として新しいグリスを塗る。



組み立ても簡単ですが、この音出しピンだけは戸惑いました。


ここにナットが締めこまれるのですが、どう考えても引っかかる。
(昔、shuさんが記事にしてたのをすっかり忘れてて、ちょっと考えさせられた)


こうすると簡単にスッポリ。

ワッシャーでピンを押えといて、スタードラグを締めこむと自動的に入ってしまう。
(後からshuさんのやり方を確認したら同じだったのでこれで良いみたい)


完成

少しワンウェイに錆が出てた以外は全く問題なかったですね。(多少塩ガミはありましたが)
この耐久性が高価な理由なのかも知れないな。


スピニングの旧ソルティガなんかもそうですが、オフショア系リールはゴツイだけで部品の数も少なく
構造は単純な機種が多いです。
で価格は高いモノが多いので、利益率は良さそうな気がする。
それでいてオーバーホールもメーカー送りなら、2重3重に美味しいですよね~。


昨今のシール性を上げたリールは、基本的なメンテさえしていれば滅多にオーバーホール
の必要はないかも知れませんが、イザやるとなると高く付きそうですよぉ~



追記 はじけようさんのコメントであった「つまようじを突っ込む」の意味がピンと来なかったのですが、理解しました。
シャフト先端に縦穴が空いているのは、多分 例のピンを保持する為のサービスホールという事ですね。
ありがとうございました 





シマノ(SHIMANO) オシアジガー 2000NRHG

現行型オシアジガー2000NR  PE4号以上のラインを使うなら2000が欲しいかも。






シマノ(SHIMANO) オシアジガー 1500HG

自分、今の所は3号/320mの1500で良いかと思ってます。 持ちやすいのもステキ。


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