今回のメンテナンス機は
オシアジガーNR2000
これくらいが普通くらいのコンディションなのかな~
早速 分解して見る
何故かナットが11mm 輸出も考えてあるから? 国産リールで11mmは無いな~
それなりに塩ガミしてるけど、金属的な腐食は少ない感じ。
簡単に開くフタ、中をみるとガラ~ンとしてて、単純明快な造り。
このリールが何万円もする理由が分かりませんわ
(蓋側のワンウェイに少し錆びが.... 左のカバー側は特に問題なし)
ドラグは割と綺麗。
黒いプラ部品は糸止め (開けたら、そこにあったので一瞬なんの部品かと考えちゃった)
ギヤやクラッチのパーツも傷んだ感じは無し。
ドラグディスクは たくさん付いてます、裏にも一枚あるから4枚もあります。
各ベアリングは給油だけでイケそう。 金具類も古いグリスも落として新しいグリスを塗る。
組み立ても簡単ですが、この
音出しピンだけは戸惑いました。
ここにナットが締めこまれるのですが、どう考えても引っかかる。
(昔、shuさんが記事にしてたのをすっかり忘れてて、ちょっと考えさせられた)
こうすると簡単にスッポリ。
ワッシャーでピンを押えといて、スタードラグを締めこむと自動的に入ってしまう。
(後からshuさんのやり方を確認したら同じだったのでこれで良いみたい)
完成
少しワンウェイに錆が出てた以外は全く問題なかったですね。(多少塩ガミはありましたが)
この耐久性が高価な理由なのかも知れないな。
スピニングの旧ソルティガなんかもそうですが、オフショア系リールはゴツイだけで部品の数も少なく
構造は単純な機種が多いです。
で価格は高いモノが多いので、利益率は良さそうな気がする。
それでいてオーバーホールもメーカー送りなら、2重3重に美味しいですよね~。
昨今のシール性を上げたリールは、基本的なメンテさえしていれば滅多にオーバーホール
の必要はないかも知れませんが、イザやるとなると高く付きそうですよぉ~
追記 はじけようさんのコメントであった「つまようじを突っ込む」の意味がピンと来なかったのですが、理解しました。
シャフト先端に縦穴が空いているのは、多分 例のピンを保持する為のサービスホールという事ですね。
ありがとうございました
シマノ(SHIMANO) オシアジガー 2000NRHG現行型オシアジガー2000NR PE4号以上のラインを使うなら2000が欲しいかも。
シマノ(SHIMANO) オシアジガー 1500HG自分、今の所は3号/320mの1500で良いかと思ってます。 持ちやすいのもステキ。