ドラグメンテナンス

2017年12月06日 23:43

12月になりました、そろそろシーズンオフの方、 これからが本番の方!?
 どちらにしてもタックルのメンテナンスしておいて損はありません。

そんな訳で、毎年恒例の冬のメンテナンスネタであります。

今回はスピニングリールのドラグメンテナンス
品物は10ステラ2500のスプールです

高性能なドラグとは.... 一言でいえば「安定した摩擦力を得られる事」
性能の悪いものは少し高めの抵抗を掛けると、カクカクした動きになる事が多いように思います。

ステラのドラグ性能は確かに良いものですが、あくまでメンテの行き届いている物に限られる筈で
高性能のドラグでも座金の潰れやオイル切れがあると性能劣化は確実に感じられます。



早速ドラグをメンテナンスしていきましょう

四角いストッパスプリングを細いマイナスドライバー等で外して、アルミの蓋?を取ります。
すると中にフェルトのドラグ座金が見えます。 周りにはフェルトの繊維クズが沢山...





黒いツメの部分をピンセット等で挟んで抜くとスッポリ取れました。
そして繊維クズの掃除、  出るわ出るわ....   メンテの甲斐があります



外したドラグの主要パーツです。

大体フェルトが潰れてペラペラになっています。 
3枚うちの左から2枚は同じパーツなのに全く厚みと色が違う、これは要交換ですね~
(ステラでもアルテグラでも座金は一枚100円ですから、問答無用で変えましょうか...)




まだフェルトを注文して無いので取り合えずアルコール系のクリーナーで清掃。

綺麗には成りました、ただ潰れたフェルトは元の厚さにはなりません





フェルトに指定のDG01グリスを十分塗り込んで再度組み付けます。
ドラグの効き方に問題が無ければ指定グリスが望ましいですね~
それ以外のグリスを使用するのは、中々の冒険者かも知れません
ステラもアルテグラも同じDG01がシマノ指定グリスです

(スプールベアリングは滅多と劣化しない筈、今回は少し給油だけして脱着しません)



上蓋にも少しグリスをつけて完成

フェルトを替えてないので、あんまり体感出来ませんでした、掃除したっていう気持ちだけです(^_-)-☆


可能ならドラグノブも新品に変えれば、ほぼ初期性能に戻る筈なんですが 10ステラのノブは9000円もします 
12アルテグラは800円なので、ドラグの性能を決めるものは実はノブ!? 
ノブ=スプリングでありますから、あれは重要パーツなのです。


そう考えるとベイトリールのスプリングは安いですなぁ~





ダイワ(Daiwa) ダイワ純正トーナメントグリス3

ダイワのATD系ドラグ以外は ほぼこれ一つでイケる様です。  シマノDG01は釣具店かアマゾンで取り寄せできます、確か800円くらいだったか、シマノは他にSW系とレバードラグ系とで、3種類あります




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