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2020年04月14日

ずっと仕舞われっ放しだった哀しきフック

先ずもって コロナの外出制限令を鑑みて、釣行ネタは暫く自粛させて頂く予定です <(_ _)>
釣りには時々行ってまして、多少のネタもありますが いつかそのうち。

なのでタックル系のネタが良かろうと考え、思いを巡らすと... ピンと来ない (釣れてない)
とりあえず以前に作ったネタで未アップの記事をアレンジしてみました。


フック色々


ずっと仕舞われっ放しだった哀しきフック

カツイチ(KATSUICHI) DECOY トレブル Y-S81

ルアー用のトリプルフックでも、人気のあるなしがありまして
性能、価格ともに悪くないのに広告や表示をミスったばっかりに人気が無い哀しきフック。






DECOY(デコイ、カツイチ社)は、「他と同じものでは面白くない」 的なポリシーを感じるフックメーカーで
トリプルフックに置いても、その形状で代表されるオーナー社の「ST46」に似せていません。

(ST46はゲイブが広く、ストレートポイント、アイがプラグに対して対称など 多くのルアーブランドの
標準装備フックとして絶大な人気を得ていました。
フックの老舗、ガマカツ社やVMC社などは後年「ST46型」フックを製造して、一定の評価を
得ている気がします)



某釣り具店員の話ではデコイのトリプルフックを陳列してあると、ルアーメーカーから珍しがられると言う程。
中でも特にデコイY-S81フックは人気なくインフォメーションをミスった

何をミスったかと言えば、設計では「オーナー社のST46」を意識しなかった筈なのに、インフォでST46と「同じ番手は同じ重量」
とか謳ってしまった。


ST46フックは発売当時、見た目サイズが大きなフックで、以前からあるフックより2番手くらい大きかった。
それなのに「YS81」は旧ガマカツサイズを思わせるほど小さく、それでいて鋼材は太く、
同一番手だとST46より2番手小さかった。
にもかかわらずST46と比べて、ほぼ同一重量!?


これでユーザーはST46からのフック交換で何番を選んでいいのか分からなくなった。
このフックは、よりヘビーなST56に近い強度だった筈なのに、市場人気のあるST46を比較対象
にしたのが間違いだった。 (サイズ感を説明せず重さだけを、ST46に換算してしまった)


メーカーはST46より強度が高く、コンパクト、低価格等、素晴らしいフックを作ったつもりが
市場の評価は「小さいのに重くて 分かりにくいフック」になってしまった。


実際シーバス用としてはオーバースペックの感があり、青物用のイメージもありません。
ただ、使い方、選び方によっては他のメーカーをしのぐ部分も多くあるんです。



たとえばY-S81の8番 
ST46だと10番を使うようなプラグに大変有効。 (例えばワンダー80やCD7やマーゲイやエリア10)
何故なら10番クラスのフックは鋼材が細くて、良型が掛かるとフックが曲がったりする可能性が
高いのですが、YS81はとても丈夫。 
かつ小さいのでルアーに対するバランスが崩れない、ほんの少し重いのですが
10番クラスになるとその差は人間側でカバーできる事も多い筈。



例えば Y-S81の2番
ST46だと4番か3番クラス
シイラとかサワラにベストマッチ  元々ST56に近い性能なので46みたく伸ばされる事はありません
ソルトパワーゲームの場合、それほど厳密なフックの重量は気にならないと思うのです。


Y-S81の6番.4番は.... 使い所 ちょっと難しいな サゴシ系のジグのテールフックかな...

コスパは高いので使い所を吟味すれば戦力になると思うんですよねデコイY-S81




まだ暫く 外出しにくい状況ではありますが 来るべき時に備えてフック変えときましょうか






オーナー針 STX-38 スティンガートリプルエクストラ

こいつは結構アリだと思ってます。コスパも十分





VMC VMC7554 2X Strong wire(ミディアムヘビークラス) 16本入り

強度も刺さりも申し分なし、お気に入り。 特売中なのかコスパはナンバー1、 6番はいくつあってもイイ






メジャークラフト ジグパラ トレブルフック

また使ってないけど、メジャクラにしてはコスパが普通なのでどうかなぁ。









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