2017年10月16日
スナップ考察
日曜が雨だったので考察&実験ネタを作ってみました。
自分は釣り小物が大好きで、今回取り上げるスナップも興味深い物であります。
数多くのスナップを使い続け自分には使いにくい物や実際ダメだったもの等、実験も合わせて
ご紹介していきたいと思います。
よくスナップを使う釣りとしてはシーバスとエギングなどのキャストする釣りが多いですね。
殆どの場合、1号か0号を使いまして下の写真の4種類か(その亜種)になると思います。
簡単な特徴としては左から
1番目 クイックスナップとか呼ばれて一般的、殆どのルアーに使う事が出来、着脱もほぼ容易で安価、欠点はジャークで開きやすい。
2番目 オーナー耐力スナップ クイックスナップの上級仕様で片側が溶接してあり鋼線も上級、やや高価
3番目 ヤマリアのスナップ クイックスナップとクロススナップ中間的製品、軽くて丈夫で安価、欠点はシグヘッド等入らないものがある
4番目 クロススナップ 強度や信頼性はナンバー1、 唯一 満足感が湧く!? 欠点はジグヘッドや小型ポッパー等には入れにくい。
自分は3番目のヤマリアのファイタースナップ(中間的)をエギは0番 シーバスは1番で愛用しております。
使いやすさと誤作動の少なさ、価格、入手しやすさなどとても優秀なスナップです。
(ジグヘッドも選べば辛うじて使えます)
小型は良いとして、問題は小中の青物用のミドルサイズの製品。 (大型青物はリング一択です)
ここしばらく、青物やシイラなど ドラグ強めで使うものをテストしておりました。
(ヤマリアの2番が手に入れにくいのもあります)
この中間サイズの一番の問題は青物等はグローブをしているので、スナップの開閉がしにくく
メーカーも素手で開く事を前提に作っているとしか思えないものもあり、その辺をテストしてみました。
この7つ+1でテストしてみます。 (一部スナップは#1と#2でやってます)
テスト方法 (タイム計測)
始め!
スナップを効き手に持ち、 机に置いてあるプラグに装着して 机に置く。
同じように今度は外して机に置く
再び装着して机に置く。 終!
これを素手と、グローブを嵌めた状態でタイムを計ってみました。
まずはカハラのイージーロックスナップ サイズ#2。
素手だと結構早い、慣れているヤマリアに形が似ているからかな
グローブを嵌めると脱着しにくい、上部のつかみしろがヤマリアより少ないのです。
2番より大きなサイズが良いと思います。
ヤマリアのファイタースナップ サイズ1号 強度は40kg!? マジなら全然イケる
素手だと慣れているので早くて当たり前、ほぼカハラと同じ
グローブを嵌めるといきなり落ちますが、頭が大きい分 カハラより持ちやすく早い
オーナーのクイックスナップ1.5号 シーバスでもこのタイプは信頼するには1.5号がほしい
素手は普通のタイム、焦ると開閉をミスる、早々に変形する のは、このタイプのあるある
グローブを嵌めるとダメダメ、鋼線が細く、グローブに噛んだり1.5号では小さすぎて開閉がうまく出来ない
多分サイズが大きくなってもグローブでは開閉しにくいタイプ
青物には向かないかな
ヤマリアの変わり種のエギングスナップ 2号
ファイターの2号が無いもので、同じ見た目とサイズのエギングスナップを買ってみた
そしたら、フック部分が違った...
この写真の図の部分で分かるように、フックが無くてねじって留める。 ストレートに近く細いアイにも簡単に通るのでファイタースナップの欠点を克服しているのか!?
素手編: コツがいる そして表裏があるのだけど分かりにくい!! 慣れれば少しマシ
グローブ編: やっぱり表裏が分かりにくい、偶然決まってタイムはボチボチだけど表裏を間違えたら3割増し確実。
運が必要な一品
ゼスタ ハードロックスナップ 2番 今回鋼線の太さやサイズでは最強のスナップ 110LBあり
大きくて持ちやすい
素手編: 構造的にフックが開閉しにくい フックが1段目の線と2段目の線に掛かろうとするし
二段目からフックを外すには鋼線を曲げる勢いで開かないとルアーが通らない...変形早そう
グローブ編: サイズ的に持ちやすさはあるけど基本同じ、二段目の鋼線から「フック外し勝負」
に勝たないといけない。 この回はスナップとの勝負に早く勝った気がする。
かなり練習を必要とするスナップ。
ヤリエ はちのじスナップ 写真は1号だけど 実験は2号
頭でっかちでルアーマン的に不細工なスナップだけど、強度もあって鋼線が太くても開閉しやすい
素手編: 普通に開閉してルアーの脱着がしやすい 問題無し
グローブ編: 頭(持ちしろ)が大きくて持ちやすく、開閉 脱着がしやすい
素手とのタイム差が殆ど無いのも素晴らしい。 おススメ
オーナー クロススナップ 1号 (+2号) 青物用スナップではド定番の製品
ゼスタに近いけれど鋼線はやや細目で、頭が小さい。
素手編: 開閉の容易感は普通、でもゼスタみたいにフックが外れない現象はない
思った通りに作業が出来る
グローブ編: 頭が小さい分、掴みにくさが出て時間が掛かっている、でもエラーは無い
小さくとも確実に脱着出来て、運が良ければ的な勝負感は全く感じない
2号もグローブ装着で実験してみた
大きい分、掴みやすくて開閉のミスが少ない スムーズに脱着できる おススメ
参考にグローブを付けて#6のスナップリングをプライヤーを使って同じ工程をやってみまして45秒でした。
(この場合はグローブの有無は殆ど影響しません)
結論として、スナップは脱着しやすいものと、し難いものがあり、強度とは比例はしない。
(時間にして30秒以上差が付くケースもあり、プラグを投げる時の30秒はとても貴重)
グローブを嵌めるなら、動作が確実かつ、スナップの糸結び側を確実にホールドできるものがグッド。
製品によるけど2号でも小さいものもあるので、やや大きめのスナップを用意するべし。
(スナップリングの方が早い場合もありあり)
こんな感じでした。
数値はブレブレ感ありますが、リアル!? と言うことでお許しくださいませ
自分は釣り小物が大好きで、今回取り上げるスナップも興味深い物であります。
数多くのスナップを使い続け自分には使いにくい物や実際ダメだったもの等、実験も合わせて
ご紹介していきたいと思います。
よくスナップを使う釣りとしてはシーバスとエギングなどのキャストする釣りが多いですね。
殆どの場合、1号か0号を使いまして下の写真の4種類か(その亜種)になると思います。
簡単な特徴としては左から
1番目 クイックスナップとか呼ばれて一般的、殆どのルアーに使う事が出来、着脱もほぼ容易で安価、欠点はジャークで開きやすい。
2番目 オーナー耐力スナップ クイックスナップの上級仕様で片側が溶接してあり鋼線も上級、やや高価
3番目 ヤマリアのスナップ クイックスナップとクロススナップ中間的製品、軽くて丈夫で安価、欠点はシグヘッド等入らないものがある
4番目 クロススナップ 強度や信頼性はナンバー1、 唯一 満足感が湧く!? 欠点はジグヘッドや小型ポッパー等には入れにくい。
自分は3番目のヤマリアのファイタースナップ(中間的)をエギは0番 シーバスは1番で愛用しております。
使いやすさと誤作動の少なさ、価格、入手しやすさなどとても優秀なスナップです。
(ジグヘッドも選べば辛うじて使えます)
小型は良いとして、問題は小中の青物用のミドルサイズの製品。 (大型青物はリング一択です)
ここしばらく、青物やシイラなど ドラグ強めで使うものをテストしておりました。
(ヤマリアの2番が手に入れにくいのもあります)
この中間サイズの一番の問題は青物等はグローブをしているので、スナップの開閉がしにくく
メーカーも素手で開く事を前提に作っているとしか思えないものもあり、その辺をテストしてみました。
この7つ+1でテストしてみます。 (一部スナップは#1と#2でやってます)
テスト方法 (タイム計測)
始め!
スナップを効き手に持ち、 机に置いてあるプラグに装着して 机に置く。
同じように今度は外して机に置く
再び装着して机に置く。 終!
これを素手と、グローブを嵌めた状態でタイムを計ってみました。
まずはカハラのイージーロックスナップ サイズ#2。
素手だと結構早い、慣れているヤマリアに形が似ているからかな
グローブを嵌めると脱着しにくい、上部のつかみしろがヤマリアより少ないのです。
2番より大きなサイズが良いと思います。
ヤマリアのファイタースナップ サイズ1号 強度は40kg!? マジなら全然イケる
素手だと慣れているので早くて当たり前、ほぼカハラと同じ
グローブを嵌めるといきなり落ちますが、頭が大きい分 カハラより持ちやすく早い
オーナーのクイックスナップ1.5号 シーバスでもこのタイプは信頼するには1.5号がほしい
素手は普通のタイム、焦ると開閉をミスる、早々に変形する のは、このタイプのあるある
グローブを嵌めるとダメダメ、鋼線が細く、グローブに噛んだり1.5号では小さすぎて開閉がうまく出来ない
多分サイズが大きくなってもグローブでは開閉しにくいタイプ
青物には向かないかな
ヤマリアの変わり種のエギングスナップ 2号
ファイターの2号が無いもので、同じ見た目とサイズのエギングスナップを買ってみた
そしたら、フック部分が違った...
この写真の図の部分で分かるように、フックが無くてねじって留める。 ストレートに近く細いアイにも簡単に通るのでファイタースナップの欠点を克服しているのか!?
素手編: コツがいる そして表裏があるのだけど分かりにくい!! 慣れれば少しマシ
グローブ編: やっぱり表裏が分かりにくい、偶然決まってタイムはボチボチだけど表裏を間違えたら3割増し確実。
運が必要な一品
ゼスタ ハードロックスナップ 2番 今回鋼線の太さやサイズでは最強のスナップ 110LBあり
大きくて持ちやすい
素手編: 構造的にフックが開閉しにくい フックが1段目の線と2段目の線に掛かろうとするし
二段目からフックを外すには鋼線を曲げる勢いで開かないとルアーが通らない...変形早そう
グローブ編: サイズ的に持ちやすさはあるけど基本同じ、二段目の鋼線から「フック外し勝負」
に勝たないといけない。 この回はスナップとの勝負に早く勝った気がする。
かなり練習を必要とするスナップ。
ヤリエ はちのじスナップ 写真は1号だけど 実験は2号
頭でっかちでルアーマン的に不細工なスナップだけど、強度もあって鋼線が太くても開閉しやすい
素手編: 普通に開閉してルアーの脱着がしやすい 問題無し
グローブ編: 頭(持ちしろ)が大きくて持ちやすく、開閉 脱着がしやすい
素手とのタイム差が殆ど無いのも素晴らしい。 おススメ
オーナー クロススナップ 1号 (+2号) 青物用スナップではド定番の製品
ゼスタに近いけれど鋼線はやや細目で、頭が小さい。
素手編: 開閉の容易感は普通、でもゼスタみたいにフックが外れない現象はない
思った通りに作業が出来る
グローブ編: 頭が小さい分、掴みにくさが出て時間が掛かっている、でもエラーは無い
小さくとも確実に脱着出来て、運が良ければ的な勝負感は全く感じない
2号もグローブ装着で実験してみた
大きい分、掴みやすくて開閉のミスが少ない スムーズに脱着できる おススメ
参考にグローブを付けて#6のスナップリングをプライヤーを使って同じ工程をやってみまして45秒でした。
(この場合はグローブの有無は殆ど影響しません)
結論として、スナップは脱着しやすいものと、し難いものがあり、強度とは比例はしない。
(時間にして30秒以上差が付くケースもあり、プラグを投げる時の30秒はとても貴重)
グローブを嵌めるなら、動作が確実かつ、スナップの糸結び側を確実にホールドできるものがグッド。
製品によるけど2号でも小さいものもあるので、やや大きめのスナップを用意するべし。
(スナップリングの方が早い場合もありあり)
こんな感じでした。
数値はブレブレ感ありますが、リアル!? と言うことでお許しくださいませ
Posted by 若 at 23:01│Comments(2)
│考察
この記事へのコメント
こんばんは。
クロススナップは苦手で、アイに通すのに
悩みます^^;
むやみにR部を広げて、強度が落ちてそうな気がします。
今は、シーバス、メバルはガマの音速スナップを愛用
しています。
クロススナップは苦手で、アイに通すのに
悩みます^^;
むやみにR部を広げて、強度が落ちてそうな気がします。
今は、シーバス、メバルはガマの音速スナップを愛用
しています。
Posted by ブルマン at 2017年10月17日 20:46
ブルマンさん
クロススナップ 特にオーナーのは好きです。 付けた時に満足感があるのはコレだけですよ~
音速スナップは入口を間違えやすくないですか? あれイラッとくるんです
クロススナップ 特にオーナーのは好きです。 付けた時に満足感があるのはコレだけですよ~
音速スナップは入口を間違えやすくないですか? あれイラッとくるんです
Posted by 若 at 2017年10月18日 00:37