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2010年04月23日

118シミュレーション

「118」
釣り師&シーマンの誰もが電話したくない番号ですが、緊急時には最悪一歩前の状態で
 通報しなければならない海上保安庁
  
5分の遅れが生死の別れ目になる事は皆さん十分承知していると思います。

とは言え何でもかんでも118に電話する訳にもいきません。

そこら辺の傾向と対策シミュレーションを一度考えてみようと記事にしてみました。




単独で解決できる危機か?
  仲間同士なら解決できる危機か?
     問答無用で118番へ即電話か? 



考えられる範囲で緊急状態は大きく分けて4つかと
(カヤックフィッシングを前提で考察していますが、小型ボートにも当てはまるかも)

1 何らかのトラブル等で航行不能になった(自身は艇の上)

例えば

1-1 パドル(モーター)を損傷      

1-2 艇が損傷 (他の船と接触、または座礁して大量浸水等)

1-3 自身が怪我、あるいは体調不良等で動けない

1-4 海洋生物に囲まれた



1-1 パドル(モーター)を損傷の場合
予備パドル等がスムーズ取り出せれば問題無し、無くても岸がすぐ近くなら半分で何とか漕いでみる
同行の友人が近くに居て連絡が付けば、牽引してもらいましょう。
いずれも該当しないなら118 

1-2 艇が損傷の場合
周りに他の船が居れば助けを呼ぶ、近くに上陸出来そうな損傷ならやってみる。
いずれもダメなら118

1-3 自身が怪我、あるいは体調不良等の場合
怪我や症状の程度によりますが、動けないレベルなら118
ここは判断が難しいので出来れば医療知識がある方に追記やコメントをお願い致します。
(トリプルフックの返しは出来れば潰しておきましょう)
(魚を〆る道具はナイフよりハサミの方が安全かも知れません)


1-4 危険な海洋生物に囲まれた場合
個人的には経験が無いのですが、このケースしばらく待ってみるのが良いかも知れません。
怒らせないように、そぉーと行動しましょう。
でも改善せず攻撃を受けそうな場合、やはり118
(有名なシャチの動画とか洒落になりません)






2 何らかの理由で落水して艇に戻れない(自身は水の中)

例えば

2-1 再上艇が元々出来ない。  (練習しましょう)

2-2 リード等が絡まって身動きが取れず艇に捕まっている。

2-3 体は自由だが艇は流された。 

2-4 水温が低い季節に保温スーツは着ていない状態



 
2-1 再上艇が元々出来ない場合
岸に近ければ、艇にもたれかかって岸まで泳ぐ。

可能な限り艇の邪魔な荷物を一旦捨てて、バウかスターンから跳び箱に乗るように手で
艇を押さえつけて叉の下に入れて再度 上艇トライする。
仲間が近くに居れば二艇+パドルでH型や井型を作り落水者を挟み込んで、再上艇を試みる。
再上艇出来なくても、掴まって引っ張っていってもらう。(最悪 艇は捨てる)

岸も遠い、仲間も居ないとなれば118


2-2 リード等が絡まって身動きが取れない場合
仲間に連絡を取りつつ、リードの切断を試みる。(パニックにならない事が大切)
ダメなら上記2-1の対処に同じ


2-3 体は自由だが艇は流された場合
泳いでも艇に追いつかない場合、一番近いと思われる仲間に緊急連絡。
118では間に合わない可能性も高い、笛など身につけていないと発見は難しい。
最近、刺し網のブイに掴まって海保が来るのを待った話を聞いた事があります。


2-4 水温が低い季節(12月~4月)に保温スーツは着ていない状態場合
まずは仲間に即連絡、そして緊急事態を認識する。

*この場合、再乗艇できないと死亡する可能性が高いので簡単に諦めず再乗艇を試みてください

ゴツイ上着は水を吸って凄く重くなるので可能な限りライフジャケットとパトル以外の
身に着けている重量物と艇の邪魔な荷物を一旦捨てる。
バウかスターンから跳び箱に乗るように手で艇を押さえつけて叉の下に入れて上艇を試みる。
ダメなら118に電話するが、時間はあまり残されていないと思う。

仮に再上艇が出来たとしても低体温症になる危険性があるので、1-3に順ずる。




追記:ウェーダーを履いている場合は、更に事態が悪化します。
大量の水が入って凄く下半身が重くなりますし、泳ぐ事も上艇も困難です。
足の下部の生地を切ると良いと考えますが、そんな事がこの事態に陥って出来るのか
疑問です。

カヤックや小船でのウェーダーの使用は避けたほう良いと考えます。



3 流されて、自力で戻れない

例えば

3-1 強い陸風で流された

3-2 強い潮で流された

3-3 強い波で進めない


このケースは仲間を呼んでも二重遭難、または仲間も自分の身を守る事で
手一杯の可能性が高いので、仲間への連絡は役に立たないかも知れません。


3-1 強い陸風で流された場合
波が低くて天気予報等で風が好転する自信があるのであれば、待ってみるのも在りですが
岸が遠く、全く進めない時間が一時間以上続く場合、118を考えてください。
体力の限界を感じたら即時118



3-2 強い潮で流された場合
潮に流された場合、基本的に沖へ動く潮はそう長くは無く、途中で陸と平行に
流れるケースが多いです。 出来るだけその場に留まる程度の軽いパドリングで耐えて
体力を温存し、潮が緩んだら出艇とは違う場所への上陸も視野に入れてまず陸を目指す。
最後の手段は118



3-3 強い白波で進めない場合
波のリズムを読んで、上る時はカヤックを安定させ、落ちる時には漕ぐように。 (艇と体のホールドを第一に)
それが辛くなって来たら、荷物を捨てて艇を軽くして漕ぎましょう。

寄港より上陸可能地を最優先に考えつつ、出来るだけ波に対して艇を90度にして進みましょう。
真横に波を受ける事は可能な限り避けてください。 (着岸地が横波を受ける時は一旦通過してL的ではなくレ的に斜めに入る)
艇を波に垂直にして漕ぎ続けなければ転覆するので、高いスキルと体力、恐怖に勝つ精神力が必要です。
諦めを感じるほどなら、おそらく電話すら困難ですので、慎重かつ急いで118



3-1.3-2.3-3は連動する事が多く 一般的に遭難するとしたらこれなので海況には、くれぐれも高い意識をもって対応しましょう。





4 帰る場所、もしくは方向が分らない

4-1 天候不良等で岸の方向が分らない

4-2 似たような景色で、どの場所から出たのか分らなくなった

4-3 ナイト出撃でライト故障




4-1 天候不良等で岸の方向が分らない場合
まず方位を確認して仲間に連絡を入れましょう。
海中地形を把握しているなら魚探の水深や瀬の形でである程度位置を掴めるかも知れません。
天候不良の場合、二重遭難のおそれがあるので、仲間はあてに出来ません。
いずれも上手くいかなく、待っても状況が好転しなければ118


4-2 どの場所から出たのか分らなくなった場合
意外によくあるケース。(私も経験アリ)
これも仲間に連絡して、景色等の現在位置を伝えます。
ホームの仲間が居ればおおよそ見当が付く筈です。
どうしても分からない時は、可能な場所で一旦上陸して体力を戻しましょう。


4-3 ナイト出撃でライト故障の場合
ナイトでは予備のライトは絶対持っていく事。
とりあえず仲間に連絡、おそらく位置確認用の点滅灯は作動して居る筈。
安全に着岸できるまで同行してもらいましょう。
単独の場合は、目を凝らしてやるしか無いです、怖いですが頑張りましょう。
ナイトとは云え、ポイントは闇の海では無い筈ですよね。






以上、 中初心者の方は多くの事が心に引っかかる筈です。(私もひっかかりまくり)
経験や装備や仲間は初めは乏しいですよね。
迷ったら「118」 恥より命です。







 参考までに
  私の考え得る、明日にでも起こりそうな最悪の事態とは


① 単独で2の状態 (118可能)

② 単独では無いが2の状態で、携帯が故障  (118不能)

③ 単独で2の状態+携帯が故障  (118不能)

④ 海上で意識を失った(思考力を失った)  (118不能)

⑤ 3の状態から状況が悪化した(118不能の可能性あり)


最後に 同行の仲間が連絡も取れず行方不明になった (118可能)



上記の場合、三途の川を別の船で渡る可能性が高いと思います。
これらが起きてしまった場合、私には有効な対策が見つかりません。


こうならない為には....スキルアップやキャリヤを積む事も肝要ですが
  先ずは信頼できる仲間と、信頼できる防水装備の携帯等の安全装備を、
    出来るだけ早く用意しましょう。



以上、これはあくまで私のシミュレーションですから、
実際にはもっと厳しい状況が予想されます。

私のような未熟者よりカヤックスキルの高い方に、追記や記事を書き直して頂く事を期待します。


安全第一で良いGWを (・∀・)






タグ :118緊急事態

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この記事へのコメント
色々な場面を想定して危機管理トレーニングをしておくことは、とても大切ですよね。
僕からは経験からひとつだけ、GPS機能付きの携帯は極めて有効ですよ(・o・)ゞ
Posted by あおりん at 2010年04月23日 22:27
若さんおはようございます!
シュミレーションするのは本当に良い事ですね!
私は単独の場合は他の艇が居る近くで出来るだけ釣る様にしてます!出る前に他の艇のアングラーとコミュニケーションをとるように心掛けてます! 後は天候が不安な時は出ない無理をしない様にしてます!
Posted by タガ at 2010年04月24日 07:08
若さん、こんにちは!!
天候の急変で118のお世話になることだけは避けたいと常に思ってるのですが・・・・・予想だにしないアクシデントってものがありますからねぇ(汗)
とにかく再上艇の練習だけは絶対しておかなきゃならないですね!!
そうそう、若さんは携帯どうされてますか?防水携帯使われてます??
僕の携帯は防水ではないので悩み中です(汗)
機種変しようかと思ったけど、高いんですよねぇ(涙)
Posted by らずくん at 2010年04月24日 07:53
ありがとうございます。
大変参考になりました。

申し遅れました、初めてコメントさせて頂きます「こる」と申します。
宜しくお願いいたします。

確かに、何かあったら『118』ということは知っていても
何がどうしたら電話すれば良いのか?
といった所を深く考えずに今までおりました。

熟読して、自分の中でちゃんと理解して
その上で自分なりのシミュレーションをして
それから次回出撃してみます。
Posted by こる at 2010年04月24日 09:16
為になりますねー若さんのブログは
僕の対策は携帯を防水携帯にした位ですが
いざというときのイメトレも大事ですね。うんうん。
Posted by SHIINA at 2010年04月24日 10:31
あおりんさん
GPS(携帯)は緊急時に非常に有効だと思います。
いつでも使えるように練習しておかねば....次回機種では^^;




タガさん
机上の話なので、実際はもっと細かい対処があると思います。
船友が近くにいれば、心強いですし動力船なら尚の事ですわ。




らずくん
備えあれば憂いなしです。貴殿の最初からドライスーツを装備する意識の高さには感心致しました。 
携帯は防水パックに入れています(ストクラさん <(_ _)>)
シマノのヤツですが、使いやすいです。




こるさん
始めまして、ブログの方は以前から覗かせて頂いております。
参考になるなんて、恐縮です。

先日知り合いの船長さんと話す機会があって、KFの増加とリスキーな海域
への進出は「当地でも近い内に必ず事故が起こる」と予言されました。
私も同意見です。
しかし、私個人では立派な事を語るスキルも資質もありませんので
このような記事を書いてみました。




SHIINAくん
恐縮しちゃうなぁ。
ジギング船も必ずしも安全な訳ではなく、緊急事態を想定しておく事で
イザという時、パニックに陥らなくて済むかもしれないし。
防水携帯へ変更、 自分も早めに変えちゃいますわ、GPSも使える?ドコモ?
Posted by 若 at 2010年04月24日 12:40
まいどです

若さんの意識の高さに感服!
カヤック55でも トップにしばらく貼り付けのままにするそうじゃないですか
す、、すごいですよね
見習いたいと改めて感じました 感謝です
Posted by passo at 2010年04月24日 13:39
若さん こんばんわ!
2馬力艇の自分にとってもこの記事は参考になります!
事前に考えられる状況を詳細にイメージしておくって大切ですね
自身のトラブルもそうですが、カヤッカーのサポートも
事前に仲間内でそれぞれの立場からの意見交換とかも必要っすね
Posted by がうじ at 2010年04月24日 20:13
こんばんは!色んなトラブルが想定できますがこのように
事前シミュレートしておくとそうで無いとでは心の余裕に差が出ますよね。
僕はタンデム艇でパドルが折れた事がありますが潮が速かったので
オッサン一人乗せた状態で岸に戻るのはかなりシンドイ状況でした・・・。
パドリングの技能はないですが結構な体力馬鹿なのでどうにかなりましたが
スタミナ無い人なら漂流もあり得る事態でした(汗)
一人でソロ漕ぎする楽しみも捨てがたいですが安全の為にも集団で
動くのが一番ですね。自分は漁業関係の家という事もあり118にお世話に
なったら即引退のつもりで漕いでいるのでどんどん釣って満足したらすぐ
帰るようにしております。でも「恥より命です。」これに尽きますね。
遊びに命を掛けてはいけませんからね。
Posted by メンピンメンピン at 2010年04月24日 20:47
必ず天気図(あくまでも図から)から予想して、やばくなりそうな日は出艇しないのがまず先決ですね。 次に天気の急変時、出艇場所に絶対帰れない状況だと判断した場合(周りにだれもいない等々)、118すべきかも。この辺の状況判断も天気図にての予想を立てていればあっさりと諦めが付くかもですね。 KFではまだやばいと思ったことはありませんが、 natsu.naturum.ne.jp/e975986.html は、たいへん参考になりました。
読ませてもらった以後、クーラー等々のがっちり固定はやめております。
Posted by kamo at 2010年04月24日 21:20
すみません。コピペできませんね。 natsu.naturum.ne.jp/ ナツさんのブログの3月26日の記事です。
Posted by kamo at 2010年04月24日 21:24
passoさん
別段問題意識が高い訳ではありません。
自分への確認でもありましたから。
kayak55のリンクは私も確認しました、稚拙な内容なので恥ずかしいですわ。
ショップとしては書き辛い内容ですから.....




がうじさん
基本的には同じ小舟なので緊急事態については近いと思ってました。
意見交換、そうですね。 
GWオフ会には各個で意見とK番号を交換しましょう。




メイピンさん
パドルネタ思い出しました、あれは大変でしたね。
あの記事で予備のパドルの必要性を初めて考えました。

>ソロの楽しみも捨てがたい~、これもよく分かります。
出来れば初心者は大勢で、上手くなったら単独でみたいになると良いんですが多くの方が逆になってます。
この辺をうまくクリア出来ると良いのですが....

118はそれなりに重いですが、命よりは重くない筈ですから。




kamoさん
ナツさんの件、恥ずかしながら存じませんでした。
そんな事があったんですね。
ナツさんには失礼ですが、書いてもらって良かった。
もし本人の了解があれば本文中にリンクさせて頂きます。

自分はかなりイケイケな方なので、慎重な友人の意見を尊重しながら
何とか大きな事故も無く過ごせております、持つべきものは~です。
Posted by 若 at 2010年04月24日 22:15
若さんこんばんは。

みなさんの安全への意識の高さを見ると、未だにカヤックに乗る自分が少々恥ずかしく思います・・・。

波の周期や高さ、風のタイミングが合えばカヤックは簡単に転覆しました。
正直こんな波とこんな風でって感じです。
装備で言えば着用率が高いと思われる胴まであるウェーダーも再上艇にはかなりの障害になると思います。それに岸まで泳ぐのも不可能になりますので・・・。
Posted by ナツ at 2010年04月24日 23:56
若さん>

素晴らしい記事ですね!
こちらのHPに載せたい位です!

もうすぐ行うHP再編集の際にはぜひ転載させてくださいましm(__)m
Posted by けーふぁく at 2010年04月25日 23:03
こんばんは。

色々、考えさせられます。
携帯は防水じゃないし・・・。
防水パックも買わなきゃ・・・。
着衣もウェーダーだし・・・。
とりあえず防水パックは買いますわ。
よくご一緒させていただいてるわけですし、
その時に迷惑かけないようにしとかな
あかんなぁ。
Posted by hatz at 2010年04月26日 02:01
ナツさん
リンクをお許し頂きありがとうございます。
私の机上ネタがとてもリアルに感じられるようになりました。<(_ _)>
追記でウェーダーの注意喚起もさせて頂きました。
重ね重ねありがとうございます。




けーふぁくさん
ええ加減に書いてますので、出来ますれば正しく書き直して
使ってください。




hatzさん
こうやって書いてみると、自分にも思い当たる事が多すぎて....
4Pの予備パドルも買ってあるのに積んでないし。

防水装備携帯は絶対あったほうがイイです。
塩で濡れた手で触っているだけでヤバイかも知れませんから。

迷惑はお互い様ですわ。
Posted by 若 at 2010年04月26日 12:20
すごくいい記事ですね。
この記事で自分も色々考えさせられました。
海に出るときは常に最悪の事態を考えて行動しないといけないと改めて思いました。

あるスクールのブログにも書かれていたのでご存知かもしれませんが、以前敦賀で起きた竜巻(08年?)でいい事例があります。

シーカヤックの知り合いが、敦賀近くの海をグループで漕いでいて海が荒れてきたのでいったん浜に上陸。
その時、敦賀では竜巻発生、死亡者もでました。
が、海にいるパーティーにはそんな自体全く知りません。
いつもより派手に海が荒れている程度という認識。

その時、この日のツーリングに参加できなかったメンバーがパーティーのリーダーに電話→携帯をカヤックにくくりつけたまま団欒していたため応答なし。

心配した陸メンバーが118。

浜で嵐が過ぎるのを待っていたメンバーのところへ海保到着。
全員の安全を確認した上で、嵐が過ぎた後出艇した浜まで見届けてくれた。

あらすじはこんな感じですが、大切なのは
・陸にこの日のツーリングスケジュールを把握している人がいたこと。
・携帯は上陸時も自分から離さないこと。

カヤックフィッシングでもグループ、単独関係なく、海に出るときは自分の携帯番号を知っている友人、家族に大体のスケジュールを伝えておく必要があるかもしれませんね。
携帯を持っていても、沖や島影にはいると電波が届かない場所は多々あります。
もしその時にどうしようもならない自然災害が自分の近くで起きていれば、頼りになるのは陸にいる自分の行動を知っている人たちですからね。
Posted by nobu at 2010年04月26日 13:04
nobuさん
竜巻の時、よく覚えています。
その数年前にも竜巻は発生しているので、ニュースにならない海上での
竜巻も入れると、若狭湾は竜巻がよく発生する地域なのかもしれません。
そんな事から陸からの情報伝達もあった方が良いですね。
これから諸々、嫁に頼んでおきますわ。

ツーリングカヤッカーの皆さんは、初心者の頃に危機管理を教えてもらえる
機会が用意されている事が多いと感じています。

フィッシングカヤッカーは残念ながら釣り方や釣果にばかり目を奪われて
危機管理が甘いので(私も含めて)、今シーズン中にでも大きな事故が起こる事を予想するのは易しいです。
Posted by at 2010年04月26日 18:35
こんばんは
ケータイは935SHソフトバンクです。
GPS機能は気にしたことなかったですが、調べたら非対応でしたよ。
SHでも対応の機種はあるようですが…
昨日はべた凪でしたが、風が吹いたら戻れないんじゃ…な所まで来てるカヤックさんが結構いましたよ。
まぁ僕は乗ったことないんで、危険ラインがよく分かりませんが。
Posted by SHIINA at 2010年04月26日 19:09
SHIINAくん
ソフトBですか、残念、ドコモなんです。

>戻れない所まで的なカヤックさんが結構~
危惧されているように、スポーツの要素と釣りの要素を併せ持つこの方法は目に見えて愛好者が増えてきました。
色々な装備が充実してきて、危険ライン!?もドンドン遠くになっています。

性能うんぬんは多少ありますが、手漕ぎの小舟が沖に出ているのは一般に
理解されにくく、また味方も少ないです。

それでも漕ぎ続ける、沖を目指す、アングラーがあとを絶たないは、人間の
根源の部分を刺激する「マリンスポーツ+冒険+狩り」みたいな感じが手軽に味わえるからだと思います。

てな訳で、やってる人はとても熱しやすいから、時々水を掛けてクールになる時間を提供する者があってもいいかと。

SHIINAくん ネタに使ってごめんなさいね^^;
Posted by at 2010年04月26日 22:07
自分が想定する最悪が本当にMAXとは限らないですからね~。
人間ていうのは、危険が迫っているのにそれを認めようとしない心理が働くそうで、そういうの「正常化の偏見」て言うらしいですわ。
ワタシ、今の所カヤック乗る予定はありませんが、陸っぱりでも動力船でもできるだけ自己防衛はしなければイカンと改めて思いました。
まあ、真冬の海で船が転覆したらほぼ命はないんでしょうけど…(^^;)
Posted by まめひと at 2010年04月26日 22:50
流石 まめひとさん!!
「正常化の偏見」 初めて聞きました。
そして、意味合いは的を得てますわ。

陸っぱりでも、危険な場所はウンとありますが、釣り自体が一歩先はデンジャラスゾーンですから、整理しにくい所であります。

動力船は船長に命を預けるしかありませんけど....
安全も釣果も自分で出来ることは多くはありませんが、良案があれば教えてくださいね。
Posted by at 2010年04月27日 00:07
ttp://rarararaven.net/event/anglers_event.html

ttp://www.ustream.tv/channel/bakucho-ch

是非参考にしてください。

しかし、ドコモが協賛なのにiPhoneで配信しちゃいかんでしょ。(笑)
Posted by すいどうやのおやぢ at 2010年04月27日 11:16
あ、すいません、上のコメ間違って解説抜けました。
リンクが埋め込めない設定なんで間違って消しすぎてしまった。(汗)

kayak55.comでも小さく案内されてますが、先日行われた安全講習会「岸釣り人のキモチのイイ釣り勉強会」を見ることができます。(現在一部未アップ)

岸釣りとありますが、カヤックフィッシングも出てきます。
Posted by すいどうやのおやぢ at 2010年04月27日 11:23
すいどうやのおやぢ さん
ご紹介ありがとうございます。
お題は凄くイイ感じですし興味もありまして私も朝チラッと見ました(^_^;) (あんまり時間が無くって...)
もし宜しければカヤックフィッシングに関係のある場所をピックアップして頂けると助かります<(_ _)>
Posted by at 2010年04月27日 12:13
若さん、おはようございます。

「岸釣り人のキモチのイイ釣り勉強会」の内容の簡単な紹介です。
すべてカヤックフィッシングにつながる話ですので全部見ていただくとよろしいかと思います。

ただし、編集していないタレ流しなんで、冗長な部分は早巻きしてもらえばいいと思います。

とくにこの勉強会の従来にないポイントは、なにかと敵対視されている、釣り人、海上保安庁、漁協の合同参加というところです。


ttp://www.ustream.tv/recorded/6421021

ここではプロアングラーとして(笑)武田さんの主にオカッパリでの事故の話
サーフレジェンド加藤さんによる津波等の話
海上保安庁による事故例(カヤックの事故例あります)


ttp://www.ustream.tv/recorded/6423098

NTTdocomoの沿岸部対策などについて
つい最近まで海上で携帯は法律違反って知ってました?
漁協(漁師、漁船)から見たカヤックのお話(超重要!)
フラッグは赤がお勧めだそうです。

ttp://www.ustream.tv/recorded/6425619

ライジャケの紹介と実演
ポケットにルアー満載で果たして浮くのか?

ttp://www.ustream.tv/recorded/6426889

上の続きで、実際に救助の様子
海に落ちて118できる?

ttp://www.ustream.tv/recorded/6427472

init代表 榎本さんのカヤックのお話(ほんの少し)
落水体験者のお話
主催者 アベさんのまとめ


一番最初のフリーホイール代表加藤さん(kayak等の編集長)のお話がまだアップされていないようです。
Posted by すいどうやのおやぢ at 2010年04月28日 08:54
細かくご紹介頂きありがとうございます。 お題は非常に興味深いものばかりですから、 GWの間にゆっくり観る事に致します。
Posted by 若 at 2010年04月28日 11:38
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